「子育てには正解は無い」
この言葉は長年に渡って多くの親子と接してきて実感してきたことです。
子育てに正解が無いのであれば、不正解も無いということ。
どの保護者も迷いながら子育てにチャレンジして、子供とともに成長しているんですね。
だから、答えはひとつではないし、迷いながらも皆さん頑張っています。
そうは言っても、なにか確認できるものがほしいと思うのが親心。
その時は、次の2つを満たしていればオッケーくらいに考えましょう。
- あなたは子育てを「楽しい」と感じていますか?
- 子供は衣食住が満たされ、楽しそうにすごしていますか?
子供の生命力を信じて、方向性としてはこれくらい気楽に考えて行きましょう。
子供はあっという間に大きくなります。子育てできる時間も実は限られたものです。
子育てという貴重な時間を楽しみながら、子供と共に成長していきましょう!
では、次に子育てについてもう少し突っ込んで考えてみましょう。
子育ての基本を考える。子供に身に着けてほしいこととは?
人生のベースってなんだろう?
子供時代に身に着けさせたいこととは?って考えたら、やはりカラダをしっかりと成長させてあげたい。健康に育ってほしいと願う保護者が多いと思います。
子供はカラダが成長している発達途中ですので、親から受け継いた本来持っている資質をしっかり成長させてあげたいですね。
心の健康がカラダの成長を支える
では、どうやったら体をしっかり成長させられるのか?
過去にこんな出来事がありました。
幼い頃からまちの行事に参加していた女の子。とても活発で明るく楽しい子供でした。
幼稚園から小学生にすくすくと成長し中学生になった頃、学校生活に馴染めなくなり、不登校になりました。
彼女は友人関係に悩んでいました。
心が疲れた頃、生理が止まりカラダの成長も止まりました。
小さな頃から彼女を見てきた僕にとってはとてもショッキングでしたが、心とカラダは密接に関係していることを知る出来事となりました。
心とカラダは常に一体のものです。心の健康はとても大切です。
子供にはしっかりと愛情を注いで、親子の心の絆(信頼関係)を築いて下さい。
親子の強い信頼関係がその後の心の強さの要素になっていきます。← これホント大切ですよー!
早寝早起き朝ごはん
心の健康を前提に、次にカラダの成長に必要なものは、食べること(栄養)、遊ぶこと(刺激)、寝ること(睡眠)の3つです。
食べること(栄養)については説明はいらないですね。
では、遊ぶこと(刺激)はどうでしょう?
カラダが大きくなるということは、脳の発達と同時に骨が伸び筋肉が大きくなること。
脳も含め成長には刺激が必要であり、特に骨は運動によって適度な刺激を受けることで成長し強くなると言われています。
子供にとって、体を動かして遊ぶことは心と身体の成長にとってとても重要なことです。
しっかりと遊ばせてあげて下さい。
寝ること(睡眠)は特に重要です。
カラダの成長に必要な「成長ホルモン」は寝ている間に分泌すると言われており、これは過去の実体験からも正しいでしょう。
「寝る子はよく育つ」
相撲部屋では、カラダを大きくするために食後の昼寝が日課となっています。
スポーツの世界でもカラダの大きな選手は、子供時代「よく寝る子供」だったことがよく語られています。
「早寝早起き朝ごはん」は、まさに子供の成長を支える要素を的確に示した言葉なんです。
文部科学省でも科学的根拠に基づいて、全国の家庭にこの生活習慣を奨励しています。
「でも、うちの子寝なさい!って言ってもぜんぜん寝ないんだわ〜」
といった声が聞こえてきます。
そりゃそうです。
親が遅くまでTVを見てたら子供だって見たいですよね。
できるなら親もさっさと子供と一緒に寝ましょう。
見たいTVは録画しておいて朝早起きして見てはどうでしょうか。
時間も有効につかえて、親の早起きも良いものですよ。
子供が寝ないもう一つの原因は、
「眠くないから」
最近よく聞く原因のひとつです。
幼児〜小学生にとって、日中の遊びはある意味「大切な仕事」です。
これが充実していないから「眠くならない」のだと思います。
そのときの対処法は、「問答無用の早起き」です。
これは小学生までの対処法になりますが、とにかく早起きさせる。
布団をまくって、眠くても構いません、とにかく「問答無用の早起き」が必要です。
順番でいうと、「早寝早起き」ではなくて、「早起き早寝」です。
早起きが続くと早寝に繋がります。
そして、「朝に起きる」という最も重要な生活習慣を身につける基礎になるからです。
まとめ
「早寝早起き朝ごはん」は子供の成長を支える重要な生活習慣です。
特に丈夫なカラダと早起きの習慣を子供時代に身につけることができれば、人生の中でのアドバンテージになります。
ぜひ家庭で取り入れたい生活習慣のひとつです。
また、遅くまで起きている子供の対処法として、
- 子供と一緒に寝る
- 早起き→早寝の順番にする
この2つを実践してみて下さい。
きっと変化が起こりますよ。
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